大館聖パウロ教会について
私たちの大館聖パウロ教会は英国国教会の流れをくむ、聖公会という教派に所属しています。聖公会は世界に広がる教団で、日本では1859年に宣教が開始され、立教大学や聖路加国際病院等の教育・医療機関の設立にも尽力しています。
また大館聖パウロ教会が所属する日本聖公会東北教区は現在17教会3伝道所、そして15の幼稚園1つの保育園を持つ共同体です。その中で大館聖パウロ教会は併設している大館聖幼稚園とともに、地域に根ざした宣教を実践しています。
大館聖パウロ教会の歴史
1903年(明治36)
上村喜平伝道師により伝道開始。
1905年(明治38)
稲垣陽一郎師赴任、部垂町にて集会を持ち、同年10月アンデルス司祭の下講義所を設立。
1906年(明治39)
5月裏町6番地(現在11)に365坪の土地購入、礼拝堂兼牧師館を建設。
1911年(明治44)
「聖保羅(パウロ)教会」となる。
1918年(大正7)
大館幼稚園開設。
1933年(昭和8)
新しい礼拝堂を建築、10月落成。
1956年(昭和31)
8月19日大館大火により、教会、幼稚園、牧師館の全てを焼失。
1958年(昭和33)
司祭館再建。
1962年(昭和37)
河上房義博士(東北大学教授、仙台基督教会信徒)の設計で、礼拝堂を再建した。
※再建された礼拝堂内部には、大火の際に町の延焼を食い止めたとされる樹木を活用した。
1990年(平成2)
小野俊作司祭のもと教会墓地を取得。市内キリスト教会4教会の共同墓地として完成。
2005年(平成17)
宣教100周年礼拝。卒園生である釜谷幹男(北鹿ハリストス正教会輔祭)より「4福音記者のシンボル」を描いたステンドグラスを寄贈され、礼拝堂正面丸窓に設置。
2007年(平成19)
東京教区聖マーガレット教会との交流を開始。
2011年(平成23)
東日本大震災発生。教会は被災地域への援助を一丸となって行う。特に岩手県釜石市への支援プログラムに力をいれ、そのつながりは現在まで続いている。
2015年(平成27)
宣教110周年記念礼拝を挙行。
2023年(令和5)
大館幼稚園の新聞舎が完成。新しい環境での保育が開始される。
主日(日曜日)礼拝のご案内
聖餐式 | 午前10:30~ (第1・第4主日) |
み言葉の礼拝 | 午前10:30~ (第2・第3・第5主日) |